借金があると入居できない!?知っておきたい賃貸の保証会社

会社の転勤、子供が生まれて家族が増える、そんな理由で新しく賃貸物件を探すことは珍しくないですよね。良い物件が見つかっていざ契約!でもそんなとき、借金あることが原因で入居できないことがあるってご存知ですか?

家賃を滞納した場合、代わりに家賃を払ってくれる保証会社という制度があります。最近、賃貸物件では契約の際に保証会社をつけることが増えてきていますね。通常は保証人がその責務を負うわけですが、保証人がいなくても賃貸物件契約が結べるようになっているのです。

では、なぜ借金が原因で入居できないことがあるのでしょうか。賃貸物件の契約を行う際、不動産会社が借金の状況などを調べることはありません。というより、不動産会社の権限では出来ないのです。しかし保証会社は家賃の保証を行わなければならないので、借主の信用調査を行います。そこで借金が発覚すると、保証会社が家賃支払いの信用にかけると判断して、入居の審査に通らない場合があるのです。

しかし、借金があるからと言って必ず保証会社の審査に落ちてしまうといったことではありません。過去の借入歴で頻繁な滞納実績がある、ブラックリストに載っている、そういう場合は保証会社の審査を通ることはまず困難です。しかし、きちんと返済出来ているのに審査に落ちてしまった場合は、借入の履歴が消える数年後に再度審査を申し込むと通るケースが多いようです。

審査が通ってしまえば保証会社は便利な制度だと感じるでしょう。しかし、数日家賃支払いが遅れただけで厳しい取り立てを行う悪徳保証会社があることも事実です。保証会社を自分で選ぶケースは少ないとは思いますが、出来るだけ不動産会社と提携している保証会社を選ぶようにして、悪徳保証会社との契約から自衛しましょう。

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